「その3:アップルの手のひらの上」
Jailbreak。
iPod TouchやiPhone にApp Store以外から入手したアプリを入れるにはそう呼ばれる作業が必要になる。しかしながらこの作業を行うとAppleやキャリアからのサポートが受けられなくなるという。つまりマニアックなアングラ、アウトローの作業だ。僕自身iPhoneにJailBreakを施しているわけではなく、多くを語るつもりはないが、Jailbreak(脱獄)とはナイスなネーミングだと思う。そう、言葉から連想できるようにJailBreak しないiPhoneはAppleに縛られ、自由度の低いマシンだ。
例えばPalmだったらアプリをインターネットからダウンロードしたり、雑誌のCDから入手したりできる。しかしながらiPhoneは、AppleのApp Storeからしかアプリ入手できない。そしてApp Storeには審査機能があり、規約でエミュレーターなどのソフトは提供できないようになっている(Palmのエミュも絶望的!)。
また、Palmだったらプログラミングのスキルがある方々は様々な環境で自作アプリを作ることが可能だ。しかしiPhoneアプリのプログラムは現状Macでしか行うことができない。さらに、SDKはダウンロードできるものの、守秘義務によりノウハウの公開をしてはいけないことになっているらしい。
アプリ販売価格の3割を徴収し、アプリ開発の為にはMacを使わせるAppleのビジネスモデル。
自由を求めて、あえて日本のケータイではなくスマートフォンを使おうとしているのに、iPhoneには日本のケータイビジネスモデルのように、Appleの縛りが存在する。
そう、iPhoneを使う僕らはAppleの手のひらの上で踊っているにすぎない。
「PalmユーザーにとってのiPhoneその4」に続く
Jailbreak。
iPod TouchやiPhone にApp Store以外から入手したアプリを入れるにはそう呼ばれる作業が必要になる。しかしながらこの作業を行うとAppleやキャリアからのサポートが受けられなくなるという。つまりマニアックなアングラ、アウトローの作業だ。僕自身iPhoneにJailBreakを施しているわけではなく、多くを語るつもりはないが、Jailbreak(脱獄)とはナイスなネーミングだと思う。そう、言葉から連想できるようにJailBreak しないiPhoneはAppleに縛られ、自由度の低いマシンだ。
例えばPalmだったらアプリをインターネットからダウンロードしたり、雑誌のCDから入手したりできる。しかしながらiPhoneは、AppleのApp Storeからしかアプリ入手できない。そしてApp Storeには審査機能があり、規約でエミュレーターなどのソフトは提供できないようになっている(Palmのエミュも絶望的!)。
また、Palmだったらプログラミングのスキルがある方々は様々な環境で自作アプリを作ることが可能だ。しかしiPhoneアプリのプログラムは現状Macでしか行うことができない。さらに、SDKはダウンロードできるものの、守秘義務によりノウハウの公開をしてはいけないことになっているらしい。
アプリ販売価格の3割を徴収し、アプリ開発の為にはMacを使わせるAppleのビジネスモデル。
自由を求めて、あえて日本のケータイではなくスマートフォンを使おうとしているのに、iPhoneには日本のケータイビジネスモデルのように、Appleの縛りが存在する。
そう、iPhoneを使う僕らはAppleの手のひらの上で踊っているにすぎない。
「PalmユーザーにとってのiPhoneその4」に続く
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「その2:テキスト入力マシンとしての5つの問題点」
PalmOSにはGraffitiやTreoシリーズのQWERTYキーボードのような優秀な文字入力インターフェースが搭載されている。Palm好きな方々ならPalmの文字入力能力に不満を持つ人はいないだろう。各PalmOS機は十分テキスト入力マシンとして活躍していることと思う。
それに対しiPhoneをテキスト入力マシンとして活用させる為には5つの問題点がある。
問題点1
iPhoneはタッチパネルのキーボードが現れ、タップすることにより文字の入力を行う。しかしながら、タッチパネルの感度の良さ及びクリック感の無さのせいで、どうしても誤入力が多くなる。些細なことで隣のキーが反応してしまうのである。
問題点2
多くのユーザーが不満を洩らしている日本語文字入力の遅延問題。メール等で文字入力を行っていると尋常でないくらい文字入力が遅くなる。僕みたいな携帯メールのライトユーザーなら我慢できるけど、携帯メールのミドルユーザーやヘビーユーザーにとってiPhoneは使い物にならないだろう。ただ、サードパーティ社製メモアプリ「iNote」だと入力遅延が感じられないことから、メールアプリと日本語IMEの相性問題かもしれない。・・・ということは今後の改善が期待できるとも言える。
問題点3,4
例えばPalmだったら電車の中でPalmに文章を入力し、家でPalm Desktopで同期(Hotsync)することによりPCでその続きを入力することができる。そして、PCで入力したものを、再度同期することにより編集したテキストデータをPalmのほうに転送することが可能だ。しかしiPhoneのメモデータはiTuneでも同期ができないのでPalmのような使い方はできない(Mobile meについて今は語りません)。つまり3つ目の問題点はiPhoneに入力したテキストデータをPCで活用できないこと。もちろん「iNote」でメモを管理し、メールで送ることによってPCでのテキストデータの2次活用も可能だが、データ数が多くなると1件1件メールでPCとやりとりしていたら煩わしいと思われる。結局iPhoneで入力したメモはiPhoneで閲覧するだけの物となってしまい、デジタル手帳としてのメリットを果たすことができない。そして逆に4つ目問題点はPCでテキスト入力したものをiPhoneに転送できないこと。まさに現時点、メモに関してはスタンドアローンで活用するしかない。
問題点5
僕のPalmのメモには、インターネットのWEBからの情報だったり、相手からのメールに記載されている連絡先だったり、コピー&ペーストされたデータが多くある。つまり自分で入力している以外にスクラップブック的な使い方をしているのである。しかし、iPhoneは標準ではコピー&ペーストができないのでこのような使い方はできない。これもまた本来デジタル手帳がもつメリットを阻害していると言える。
・・・ということでメモに関してはまだまだPalmに頼らざるを得ないというのが僕の感想。今後はVerUPや新アプリでどうなるのかわからないが、iPhoneがテキスト入力マシンへと進化するにはまだまだ時間がかかりそうだ。
「PalmユーザーにとってのiPhoneその3」に続く
PalmOSにはGraffitiやTreoシリーズのQWERTYキーボードのような優秀な文字入力インターフェースが搭載されている。Palm好きな方々ならPalmの文字入力能力に不満を持つ人はいないだろう。各PalmOS機は十分テキスト入力マシンとして活躍していることと思う。
それに対しiPhoneをテキスト入力マシンとして活用させる為には5つの問題点がある。
問題点1
iPhoneはタッチパネルのキーボードが現れ、タップすることにより文字の入力を行う。しかしながら、タッチパネルの感度の良さ及びクリック感の無さのせいで、どうしても誤入力が多くなる。些細なことで隣のキーが反応してしまうのである。
問題点2
多くのユーザーが不満を洩らしている日本語文字入力の遅延問題。メール等で文字入力を行っていると尋常でないくらい文字入力が遅くなる。僕みたいな携帯メールのライトユーザーなら我慢できるけど、携帯メールのミドルユーザーやヘビーユーザーにとってiPhoneは使い物にならないだろう。ただ、サードパーティ社製メモアプリ「iNote」だと入力遅延が感じられないことから、メールアプリと日本語IMEの相性問題かもしれない。・・・ということは今後の改善が期待できるとも言える。
問題点3,4
例えばPalmだったら電車の中でPalmに文章を入力し、家でPalm Desktopで同期(Hotsync)することによりPCでその続きを入力することができる。そして、PCで入力したものを、再度同期することにより編集したテキストデータをPalmのほうに転送することが可能だ。しかしiPhoneのメモデータはiTuneでも同期ができないのでPalmのような使い方はできない(Mobile meについて今は語りません)。つまり3つ目の問題点はiPhoneに入力したテキストデータをPCで活用できないこと。もちろん「iNote」でメモを管理し、メールで送ることによってPCでのテキストデータの2次活用も可能だが、データ数が多くなると1件1件メールでPCとやりとりしていたら煩わしいと思われる。結局iPhoneで入力したメモはiPhoneで閲覧するだけの物となってしまい、デジタル手帳としてのメリットを果たすことができない。そして逆に4つ目問題点はPCでテキスト入力したものをiPhoneに転送できないこと。まさに現時点、メモに関してはスタンドアローンで活用するしかない。
問題点5
僕のPalmのメモには、インターネットのWEBからの情報だったり、相手からのメールに記載されている連絡先だったり、コピー&ペーストされたデータが多くある。つまり自分で入力している以外にスクラップブック的な使い方をしているのである。しかし、iPhoneは標準ではコピー&ペーストができないのでこのような使い方はできない。これもまた本来デジタル手帳がもつメリットを阻害していると言える。
・・・ということでメモに関してはまだまだPalmに頼らざるを得ないというのが僕の感想。今後はVerUPや新アプリでどうなるのかわからないが、iPhoneがテキスト入力マシンへと進化するにはまだまだ時間がかかりそうだ。
「PalmユーザーにとってのiPhoneその3」に続く
Palmユーザーの目線でiPhoneを考えてみたい。
「その1:パクられたインターフェース」
iPhoneはユーザーインターフェースが逸品である。
例えばホーム画面を指でスライドさせると指に完璧に追随しスクロールする。このスクロールの滑らかさは快感でもあり心地良い。ついつい何の目的もなくiPhoneを触りたくなってしまう。最新デジタル機器なのに、紙をめくるアナログ的な感覚が機器に関する愛着感をも増幅させるようだ・・・。
さらにアイコンをタップし、アプリを起動させると未来的エフェクトでホーム画面がクローズし、目的アプリの画面がオープンする。アプリを終わらせるときも、ホームボタンを押すだけでいい。移り変わりがスムーズだ。例えばWebブラウザであるSafariは安定性が低くよく落ちることがあるのだが、アプリ起動がスムーズなのですぐに再起動でき、僕的にはこの部分にあまり問題を感じてはいない。もっとも使い方により感じ方が人それぞれだが・・・。
このアプリのオープン、クローズはPalmと感覚が似ていてPalmユーザーが使ってもWindows Mobileのときに感じた(僕がアドエス等を使って感じた)イライラ感や違和感はないだろう。むしろ、「ホームボタンを押すだけで終了感覚がない」というこの辺の造りは、なんとなくPalmOSの持つアプリ起動終了に関するデザインを踏襲しているような気がしてならない。PalmOSの良さをiPhoneにパクられた感があり悔しく思うも、使う面ではうれしい限りである。
「PalmユーザーにとってのiPhoneその2」に続く
iPhoneのアプリは手軽に買えてしまうので
ついつい散財してしまいます。
最近450円で買ったこの「iNote」。
なかなか優れものです。
強引に一言で言うと
「メモがカテゴリー分けで管理できて、iPhone特有の入力遅延も無く、横画面の広いキーボードで入力でき、さらにメモをメールできるアプリ」です。
(一言で表現すると疲れますね。)
iPhoneに入力したメモは二次利用しにくいのですが
このメモアプリでメモ管理すれば、必要に応じて
メールで自分のPCメールに送り、PCで二次利用できます。
あの不快なメールもこいつを使えばサクサク長文が入力できます。
なのでメモアプリとしてで無く、メール入力用として
活用するのも「あり」だと思います。
僕にとってPalmのメモアプリが1番ですが
しばらくこの「iNote」も活用してみようかと思います。
夏休み旅行前に注文していた物が到着しました。
iPhoneは美しいデザインなのですが
指紋でベタベタになり非常に不快です。
また、街中でもiPhoneを使っている人が増えてきたので
少し個性的なiPhoneにしたいところ。
そこで「iMAT II」を購入してみました。
貼るタイプのiPhone本革カバーです。
一応説明書きをみると剥がしたいときは
キレイに剥がせるとのこと。
以下写真にて紹介です。

開封前の「iMAT II」です。
色は3色ありますがオレンジにしてみました。
中身は iMAT本体、スクリーン保護シート
ホコリ取りクロス、剥がすときに使う板・・・の4点。

これがiMATの本体。本革製です。1ミリほどの厚さです。
アップルマークとカメラレンズ穴が開いています。
コーナー部はiPhoneの曲線に合うよう独特のカッティング。
裏は粘着シートになっていますが「3M」製です。
(余談:ポケモン旅客機等も3Mの粘着フィルムだそうです)

オレンジのiPhone完成写真です。
貼る前にはホコリや指紋はキレイに拭き取りました。
アップルマークとカメラレンズ穴で位置合わせすると
うまく貼れます。空気が入らないように注意。
失敗しても貼りなおしできます。
ちなみに僕が購入済のストラップ付ケースは元々余裕があった為
この「iMAT II」を着けたままの使用が可能でした。
革の手触りが良い感じです。
オレンジは明るく汚れやすいので黒でもよかったかも。
iPhoneは美しいデザインなのですが
指紋でベタベタになり非常に不快です。
また、街中でもiPhoneを使っている人が増えてきたので
少し個性的なiPhoneにしたいところ。
そこで「iMAT II」を購入してみました。
貼るタイプのiPhone本革カバーです。
一応説明書きをみると剥がしたいときは
キレイに剥がせるとのこと。
以下写真にて紹介です。
開封前の「iMAT II」です。
色は3色ありますがオレンジにしてみました。
中身は iMAT本体、スクリーン保護シート
ホコリ取りクロス、剥がすときに使う板・・・の4点。
これがiMATの本体。本革製です。1ミリほどの厚さです。
アップルマークとカメラレンズ穴が開いています。
コーナー部はiPhoneの曲線に合うよう独特のカッティング。
裏は粘着シートになっていますが「3M」製です。
(余談:ポケモン旅客機等も3Mの粘着フィルムだそうです)
オレンジのiPhone完成写真です。
貼る前にはホコリや指紋はキレイに拭き取りました。
アップルマークとカメラレンズ穴で位置合わせすると
うまく貼れます。空気が入らないように注意。
失敗しても貼りなおしできます。
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この「iMAT II」を着けたままの使用が可能でした。
革の手触りが良い感じです。
オレンジは明るく汚れやすいので黒でもよかったかも。
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自分の部屋にゲームセンターの筺体を持ち込むほどのレトロビデオゲーム好き。
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