「Contacts」の不思議

Palm Preにはアドレス帳アプリとして「Contacts」という標準アプリがあります。名前を入れると名前の頭文字毎にインデックス分けされ、電話番号、住所、メールアドレス等を管理できるアプリです。機能としては特筆するところもないのですが、日本語で使うには問題があります。

例えば、英語表記でJobsだったら「J」、Kenkyoroだったら「K」というアルファベットでインデックス分けされ問題ないのですが、山田たろう、田中一郎、鈴木二郎、・・・と日本語で登録していくと「山」「田」「鈴」という頭文字をとってインデックス分けされるのです。「や」「た」「す」といった平仮名ならいいのですが、漢字の頭文字でインデックス分けされても使いにくいのが現状です。

では、頭文字に一文字平仮名を入れればいいのかというとそうでもなく、ある法則があるみたいです。下のスクリーンショットは「山田太郎」さんを色々なパターンで入れてみたものです。

うまく「や」のインデックスがついているのは上２行。後は駄目です。

ここでわかったことは、

１）インデックスには頭文字が採用される。
２）但し、半角スペースが入るとスペースの次の文字が採用される。
３）複数半角スペースが入ると「どれか」が採用される。
４）「どれか」のルールはよくわからないが、平仮名が優先される。
５）平仮名のインデックスは５０音順になる。

以上のことから、個人的には
「山田太郎( や )」＝カッコ半角スペース「や」半角スペースカッコ閉じ
・・・で整理するのがベストかな・・・と思いました。

webOSの「Contacts」の整理で悩んでいる方はお試しください。