アドエス AudioStation レビュー

Advanced/ W-ZERO3[es] 専用AudioStation
発売元はMIYAVIX。
アドエスをのせてみたところ。

スピーカー部：最大出力:1.5w + 1.5w
アンプ部：実効最大出力:2.4w(1.2w + 1.2w)

アドエスは充電するときに、底にあるゴムをめくりＡＣアダプタをつなぐ必要がある。
手間でもあり、ゴムの耐久性も心配だ。

そこで充電スタンドが早急に欲しくなり
MIYAVIXの
Advanced/ W-ZERO3[es] 専用AudioStation を買ってみた。

充電だけでなく、スピーカー付なので、アドエスの音を聴くことが可能だ。

平型ヘッドフォンジャックにつなぐコネクタ。
スピーカーを使わないときはここに収納する。
充電だけならつなぐ必要はない。
金色の針金のようなものは充電の接点。


使うときにははずしてアドエスに接続する。
作りがあげ底になっているので、アドエスを上にのせたとき
端子部分は底に収まる。


背面の底に近い部分にＡＣアダプタをつなぐところがある。
ＡＣアダプタはアドエス付属のものを使用する。
AudioStation には付属していない。
ＡＣアダプタをつながないとアンプが機能しない。


ボリュームはこの位置にある。
アドエス本体とAudioStationの両方でボリューム調整を行う仕様。
説明書によると調整次第では音割れもあるとのこと。


アドエスをのせたところ。
手元のアドエスで確認してもらえばわかるが
前面は、ボタン下部分（数ミリ）しかAudioStationの中に入らない為
ぐらぐら感があり、ちょっと不安。
横部分がひっかかってはいるが、地震とかで倒れてこないだろうか？

総評：
「構造に関して」
重量があるので安定はしているが、角度が垂直に近く
アドエス本体がぐらぐらしている。
アドエス本体だけが地震等で倒れてきそうな感じがしなくもない。
もうちょっと背面に寝かせてもよかったような気がする。
・・・とはいうものの、バイブでの着信にもびくともしなかったのでいらぬ心配か・・・。

また、平型コネクタを接続させているのを忘れ、アドエスを持ち上げようとすると断線などの故障につながりかねないような気がする。
それくらいコネクターの線は弱々しい。
音楽を楽しんだあとはつないでることを忘れないように気を使う必要がある。

「マルチメディア機能に関して」
音は悪くない。もちろん良くもないが
普通の充電スタンドとの差額が約2,000円。
つまりスピーカーとアンプが2,000円と思えば値段相応以上のものはあるかもしれない。
まぁ、もともとこの値段で音質に期待するような人はいないだろう。

しかしながら、そこそこ楽しめるアイテムだと思う。

ウィルコムはパケット定額ということもあり
インターネットラジオをGSPlayerで流しっぱなしにしてみた。
ときどき途切れることもあるが、ジュークボックスのようで新鮮だ。
アドエス内臓のスピーカーで聞くよりも格段に良い。

例えば、寝室とかリビングとか元々オーディオが無いところに
置いて活用するのは悪くないと思う。
デザインもシンプルで違和感ない。

さらにTCPMPで映画も観てみた。
こちらは縦置きということもあり、画面が小さく実用的ではなかった。
横置きスタンドならミニシアター化ということも「あり」だったのだろうが・・・。

あと、持ってはいないのだが、構造上ワンセグチューナーも
厳しいのではないだろうか？
このあたりは誰か試してもらいたいものだ。